医薬分業

医薬分業とは、その名の通り医療と薬の処方を分けることです。日本では、昔から診察、治療、薬の処方すべてを医師が行ってきました。つまり、以前まで医師は、医師と薬剤師両方の仕事をしていたのです。しかし、20年ほど前からは医薬分業の考え方が広まり、現在では日本全体で医薬分業が定着しつつあります。

現在では、病院や診療所で診察を受け、処方箋を受け取ります。その処方箋を調剤薬局に持参することで、薬が処方される仕組みになっています。以前までは病院だけで診察から薬の処方まで全て済んだのに、わざわざ調剤薬局に行く手間が増えてしまったと感じる人もいます。しかし、手間が増えたことは確かですが、医薬分業にはメリットがいくつもあるのです。

まず、医薬分業によって、医師は診察や治療に専念し、薬剤師は薬の処方に関する知識をより深めることができるようになりました。更に、医師と薬剤師どちらも処方箋を確認することでダブルチェックを行うことができます。より間違いのない安全な医療体制になりました。また、薬剤師がいることで、薬の服用に関する疑問を気軽に相談できるようになりました。これによって、多くの人が安心して薬を服用できるようになったと言っても過言ではありません。